ペットの売買がない日本へ 澤木のブログ

ペットを取り巻く環境の問題を、辛辣に取り上げて参ります。

2018-01-01から1年間の記事一覧

愛護団体もランセンスが必要か?

愛護団体の多くは、活動資金の源泉を「フリーマーケット」や「寄付」や「持ち出し」で賄う事になります。私の知る愛護団体も、頻繁にフリーマーケットに出店しており、そこで販売するモノを、支援者が譲っているケースも多いようです。本当に出店などの労働…

ペットショップが当たり前だという文化が邪魔をする

日本ではここ30年で、犬を家族に迎えるならペットショップ、というのが当たり前になってしまいました。猫はまた少し事情が違いますよね。 ガラスケースに近づくと、ヨタヨタと寄ってくる仔犬や、ひとりでも無邪気に遊んでいる姿が、当然のものになった日本…

愛犬の親はもしかすると

私達の多くは、ペットショップで愛犬を迎えた経験があります。また、今隣にいる愛犬がペットショップで迎えたコである、という人も多いでしょう。 もしかするとその愛犬の母犬は、非常に過酷な環境で貴方の愛犬を出産したのだかも知れません。 福井県で、400…

想像力の欠如が生んだ「引取屋」という闇

平成24年の動物愛護法改正によって、保健所や愛護センターのような行政施設は、ブリーダーやペットショップなどの業者からの、動物持ち込みを拒否できる事になりました。 従来の目的は、それらの業者が安易に行政に持ち込ませない為、あるいは最後まで責任を…

「真の殺処分ゼロ」は「今の殺処分ゼロ」では無い

現在、岡山では殺処分の数が減り、注射による安楽殺が可能になっています。従来の殺処分では、「ドリームボックス」と呼ばれる部屋に入れられ、二酸化炭素注入によってもがきながら死んでいきます。私が昔から聴いていた、「犬猫の安楽死」の「安楽死」の部…

生体販売しか能が無いペットショップに未来は無い

私はペットショップでの生体展示販売に、反対だという事を前提にしますが、ペットショップは現在2つに分けられます。 ひとつは、トリミングや商品販売なども、バランス良く供給できているペットショップです。こちらは、今後も法改正などに臨機応変に対応し…

仔犬工場が存在できる訳

仔犬工場とは、従来の生き物としての繁殖の範疇を超えて、自らの金儲けの為に犬猫の命と健康を削りながら、終わりの無い出産を繰り返させる業者の事です。 昨今の「猫ブーム」という虚構を真に受けたブリーダーの間では、「猫は蛍光灯を当てておくと年中繁殖…

殺処分に含めない殺処分って何?

環境省は、従来の「殺処分」に3つのカテゴリを設定し、「殺処分に含める殺処分」と「殺処分に含めない殺処分」に分類する事を決めました。 それが収容された動物にとって、どれだけ危険な事か?まずは、いくつかの保健所ビフォアアフターをご覧下さい。 そ…

接着剤をかけられた仔犬

パスカルと呼ばれる仔犬は、子供達によって接着剤をかけられ、さらに泥の中を引きずり回された結果、まるで銅像のように固まってしまいました。 パスカルはその時の恐怖からか、まるで隠れるように狭い場所へと移動します。人に対しての不安が、根付いてしま…