2018-01-01から1年間の記事一覧
私のところに、また不穏なニュアンスの話がありました。 これもまた、グレーな色合いを感じますが、一方では単に事業に失敗したとも捉えられるような、ギリギリのラインを意図的に走っているのかも知れません。 フランチャイズ契約による、生き物に関するサ…
映画「犬ヶ島」。「グランド・ブダペスト・ホテル」が代表作の、ウェス・アンダーソンが監督した、日本を舞台にしたストップモーションアニメ映画です。 Blu-rayが発売されていたので、さっそく購入しました。 ストップモーションアニメとは、本物の人形を使…
最新の犬猫殺処分数が、公表されました。 2008年からの10年間で、殺処分は6分の1以下に減ってきました。一般的にも、保護犬や保護猫の譲渡という文化が、かなり広がってきた事。その源泉にもなっている、愛護団体やボランティア、連携する行政などの取り組み…
保健所には犬や猫が溢れています。 季節になると、野山で産まれた子犬や子猫が、たくさん収容される保健所もあります。倉敷保健所も、そのひとつです。 このように、保健所の中で出産して、子育てしているお母さんもいます。彼女の場合、自分の子ども達だけ…
ペットショップに並ぶ犬猫たち。近年はだいぶ均衡してきているそうですが、まだまだ犬の方が圧倒的に多いです。皆さんの身の回りで考えてもらっても、猫はまだ「もらってくる」「拾ってくる」という事もありますが、犬を迎えようと思うと、ほぼ「買いに行く…
冒頭は、バイパスで出会った、窓から顔出してるワンさんです。 さて、少しずつ前進している、「ペットを売らないペットショップ」2軒目計画。今回の件については、大きく2つの分野のプランが同時進行しています。 ひとつが、既に存在する「生体販売するペッ…
今日は、ペットを売らないペットショップに転換する為の、打ち合わせ第1回目でした。 ①商材の入替 基本的にパピー用の商品は、ほぼ売れなくなるので、その辺りは大幅に変えていく方針が必要です。また、保護犬を考えて来てくださる方の中で、結局譲渡する事…
私がお手伝いする事になった中規模ペットショップが、年内を目処に「生体販売」を辞め、「里親探し」をスタートさせます。場所は岡山県岡山市。 今度は、私の創ってきたペットショップの在り方を、私では無いペット業界の経営者に理解頂き、納得頂いたという…
「猫ブーム」とか、くだらない煽りも手伝って、最近は猫もペットショップで迎える件数が多くなってきました。ただ、犬を迎える方法としての、「ペットショップで購入」の割合と比べると、まだまだ野良を拾ったり、人から譲ってもらったりの割合は高いかも知…
最近では「オールドメディア」と呼ばれたりする、テレビや新聞を始めとする既存メディアは信頼度をどんどん落としています。視聴率は大きく下落し、発行部数も右肩下がりを止められません。ネットが無い時代、彼らの思い通りに国民は操られました。それこそ…
日本に保護犬や保護猫が居なくならない限り、そこに関わる保護譲渡活動は必要です。いまは大きな問題になっていませんが、一部ではボランティアや愛護団体の疲弊という話題も浮上しつつあります。 そもそも保護犬や保護猫の源泉たる、生体販売業界や無責任な…
日本では、ペットショップで仔犬を「買う」事が当たり前になって久しいです。その為、ペットショップが保護犬譲渡をすると、「お客様」感覚で来店される方がいます。 勘違いしないで頂きたい!譲渡は「お見合い」なんです! ここに傑作のポスターがあります…
ぬるい記事第2弾、私の好きな俳優と犬猫たちです。 ロバート・ダウニーjr。代表作は「アイアンマン」や「シャーロックホームズ」で、特にアイアンマン=トニー・スタークを演じた彼は、有能なのにドラッグ問題がある俳優から、世界一のヒーローに転身します…
「やっぱり日本って、動物については遅れてる」と思わされるニュースがありました。 https://doubutsuoukoku.jp/%e6%9c%80%e6%96%b0%e3%83%8b%e3%83%a5%e3%83%bc%e3%82%b9/supein-danbi-ihou/ スペインで「断尾」が禁止されるそうです。 私は日本が大好きで…
「不幸な犬猫ゼロ」の為に、それぞれの段階や対象に対して何ができるか?④行政です。 保健所や愛護センターといった行政は、法律に従ってその範疇で仕事をするしかありません。その意味では、私たちの与えられる影響が、比較的少ない分野かも知れません。 公…
皆さんご存知、「犬の十戒」。これは、何度読んでも、彼らとの時間を大切にして、最後の瞬間まで見守ってあげたいと思うような、心動かされるものです。 そして、保護活動などをされている方にとっては、さらに心揺さぶられる「捨て犬の十戒」というものがあ…
たまにはぬる〜い記事も、という事で私が好きな俳優と犬猫のショットを集めてみました。 まずは、ダニエル・クレイグ。彼は何と言っても「6代目ジェームズ・ボンド」のイメージが強烈。ロンドンオリンピックの開会式では、ジェームズ・ボンドとなって、エリ…
「不幸な犬猫ゼロ」の為に、それぞれの段階や対象に対して何ができるか?③消費者です。 もしかすると、私達がアプローチできるという意味では、最も重要なポジションに位置する対象かも知れません。 画像は私の勝手なイメージですが、いつも連れてる犬が変わ…
皆さんは、小学館から発売されている、ビッグコミックスの「しっぽの声」をご存知でしょうか? 1巻では、素人ブリーダーによる多頭飼育崩壊を中心にした、動物達の悲劇を取り上げています。「餓死」「共食い」「錯乱による自分食い」「狂犬病」「殺処分現場…
「不幸な犬猫ゼロ」の為に、それぞれの段階や対象に対して何ができるか?②その他のペット業界です。 ここは最も判断が難しいところかも知れません。というのも、保護犬や保護猫への取り組み自体が、まだまだマイノリティだという事もあり、メーカーなどは積…
「不幸な犬猫ゼロ」に向けて、 ①生体販売業界 ②その他のペット業界 ③消費者 ④行政 ⑤ボランティア といった当事者達がいます。私達が強く想う箇所は、それなりにバラバラで纏まりはありません。ある人は仔犬工場が問題だと考えるし、ある人は消費者が問題だと…
保健所などから、ハンディを持つコ達を引き取った方々が投稿してくれた写真です。目や脚が無くたって、こんなに元気で幸せな生活を送り、その姿は私たちにも勇気と幸福感を与えてくれます。 環境省が「殺処分には含めない」と決めた命の中に、「譲渡に適さな…
先日、「イギリス政府は22日、イングランドのペットショップで生後6ヵ月未満の子犬や子猫の販売を禁止する方針を発表した。イギリスでは劣悪な環境でペット用の犬猫を繁殖させる子犬工場(パピーファーム)に対する批判が強まっており、悪質業者を排除する狙…
近年、行政による犬猫殺処分の数は、5万前後にまで減ってきています。ここで、よく誤解されがちなのが、「あと5万で解決」だと思ってしまう事です。 5万は、新しい家族はおろか、愛護団体ともボランティアとも縁がなく、保健所や愛護センターで殺された命の…
私から見ると、「殺処分ゼロ達成」という名目が欲しいだけの人達に配慮して、環境省は「殺処分」のカテゴリを3つに分けてしまい、その内の2つについては「殺処分」に含めない事を決めました。つまり、「殺処分に含めない殺処分」を作った訳です。 彼は、生ま…
私も何度も言ってきた、「生体販売流通過程で年間2万4千死亡」の中身を、もっと深掘りしたいと思います。 まず、その数字自体に驚いた方は、次の表をご覧下さい。 少し古い数字になりますが、この頃には年間80万前後の犬猫が流通し、2万4千前後がその過程で…
「命」に関わるものは、絶対に「ブーム」にしてはいけない。この想いは絶対に変えてはいけません。つまり「動物愛護ブーム」も、あってはならないということです。 おごれるものも久しからずや、ブームの後には必ず荒廃した風景が残ります。真摯な活動である…
これを、どれだけの人が気付いているでしょうか?「殺処分ゼロ」は通過点でしかありませんし、その言葉にこだわり過ぎると、環境省が定めたように、「殺処分に含めない殺処分」のような「言葉遊び」が始まります。「命」が掛かっている事なのに、「言葉遊び…
今日もメディアに踊る、「秋田犬ブーム」という文字を見ました。私はこの「煽り」を、正気の沙汰とは思えません。 先日、秋田犬を贈られたザギトワさん。彼女の言動から、大切にしてくれそうな事は充分に伝わりました。ただ、それ以降メディアが煽るようにな…
これを馬鹿正直に説明していれば、こんなに収容や殺処分に苦しむ期間は長くなかったでしょう。そして代わりに、ペット業界は今の半分の市場だったでしょう。それぐらい、ペット業界は自己都合によって、犬や猫に対する罪を作ってきたと言っても過言ではあり…