ペットの売買がない日本へ 澤木のブログ

ペットを取り巻く環境の問題を、辛辣に取り上げて参ります。

2019-01-01から1年間の記事一覧

売った翌日には居なくなる「犬猫移動販売」

皆さんは犬猫の「移動販売」というのを、ご覧になった事はありますか? ホールや会議室などの会場を借りて、遠方からはるばる大量の犬猫をトラック等で運搬してやってくる、全くもって無責任な販売方法です。 今回提供頂いた写真は、つい先日「広島市総合展…

無責任な餌やりが滅びれば、犬猫の未来は明るい

無責任な餌やりとは、捕獲も避妊去勢も目的としない、犬や猫に「自分が必要だ」という錯覚を信じ込んだ結果、餌をばら撒くだけの行為を繰り返す「自己満足」を指します。 特に問題になっているのは、周南市や香川県などで、この御時世に「収容数が増える」と…

立花孝志の言動と生体販売の壊し方

つい先日まで、私のキャッチは「生体販売をぶっ壊す!」でした。もちろん彼のパクリである。 令和元年9月9日、彼は被疑者になりました。取り調べも受けたようです。ただ、被害者として訴えている区議は二瓶文徳という人物で、N国党から立候補して当選し、…

岡山で動き始めた、注目のティアハイム

岡山県加賀郡吉備中央町に、かつて大和中学校と呼ばれた廃校があります。 その校舎を利用して、7月下旬から保護猫シェルターが稼働し始めました。 その名を「ティアハイム小学校」と言います。 保護猫シェルターとしての役割を、しっかりと担えるようになっ…

里親様決定済み(ありがとうございました)

子猫ちゃんのプロフィールです。 生後1ヶ月〜2ヶ月オスノミダニ駆除済みワクチンは未接種 道端で倒れていて死にそうだったところを発見し、動物病院へ搬送しました。胸椎三本骨折の為今のところ後脚があまり動かせません。また、そのせいで、自力で排泄がで…

保護犬・保護猫を謳った新しいペットショップの商売

日本犬の一般飼い主への販売を除くとは言え、いよいよ日本での子犬子猫販売も、「8週齢」が適用される事になりそうです。 しかし、これは「販売」が対象であって、「譲渡」は対象となりません。つまり「譲渡」なら、8週齢を待たずして一般の飼い主に渡してし…

敵を見誤るべからず

そして間違いは認めて、自己弁護するべからず。 私は、投稿の記事にした事があるかどうか忘れましたが、ツイッターのコメント欄などでは、何度か「三原氏が8週齢に反対している」という意見に対して、それは間違いだというコメントを残しています。 もちろん…

「殺処分ゼロ」というスローガンを目標にする愚かさ

昔は誰でも何処でも「殺処分ゼロを目指します!」と言ってた気がする。今は、かなりその言葉の呪縛は解けてきた。特にアンテナを張って、先進的な情報を踏まえながら活動しているボランティアや愛護団体ほど、その「言葉」が持つデメリットや重荷を理解して…

他業界に見る業界縮小への道

先日、こんなメッセージを頂きました。ペットとは全く違う業界の例ですが、どのような成り行きによって、無責任な業者から順番に去っていくか、非常に興味を持って拝読しました。 メッセージの内容をまとめると、次のようなものです。 「私は障がいを持つ方…

生体販売反対の論拠をまとめます②

何かを変化させるには、対話と圧力です。日本人は対話を重視する傾向が強いですが、黒人解放運動のキング牧師とマルコムX、インド独立のガンジーとチャンドラ・ボース(日本では無名だがインドではガンジー以上に著名です)、片方が居なければ、目的は達成でき…

生体販売反対の論拠をまとめます①

私は生体販売に対しては、黒人解放運動のマルコムX、インド独立のチャンドラ・ボースのような立場を貫きます。すなわち、対話は他の人に任せるとして、断固反対・断固拒否の姿勢を保ち続けたいと思います。 (左ガンジー・右ボース) これには、様々な意見や反…

動物愛護への参加の仕方はいくらでもある

よく「私は犬猫は飼えないから、何もできないけど、、、」という控え目な意見を聴くことがあります。しかし、動物愛護に参加する方法は、千差万別いくらでも存在します。 最も一般的な方法は、愛護団体やボランティアとして、愛護センターや保健所に出入りす…

ペット産業との対話セミナー澤木書き起こし②

川北氏・奥田氏・澤木のディスカッション編(澤木の発言のみ書き起こし) 「ショップなどを褒める仕組み、業界で作るのは現実味がある。市民活動発の褒める制度は可能なのか?うち(奥田氏の取り組み)が褒める制度を作ると、非難の嵐で炎上リスクを伴う。市…

ペット産業との対話セミナー澤木書き起こし①

3月6日に招かれた、ペット産業との対話セミナーで、私の言葉を書き起こしていきます。まずは第1部、私単独の担当箇所です。さらに、ディスカッションは別の機会に続けます。 「澤木さんが何者なのか?」 澤木:何者なのかと言われると、おおまかには犬の救世…

私の仲間に、業界関係者から言論封殺の圧力

ペットを売らないペットショップ設立から認知を通じて、私にも数多くの仲間や友人が出来ました。 その人達の多くは、私に情報を提供してくれますので、私の情報発信にも大きく寄与してくれています。時には意見の相違もあったりしますが、お互いに情報を整理…

「厳罰化」よりも「検挙の軽さ」が大事

5年に一度の動物愛護法改正、本来は平成30年の予定でした。全く議論が進まずに、平成31年に持ち越されたのは、私達にとっては「チャンス」です。熟成していないものを、下手に5年に一度しかない機会に持ち込まれるよりも、1年延びても熟成させる事が大事です…

ヒトラーとブロンディと安楽死を考える

皆さんは、ヒトラーが愛犬家だった事をご存知でしょうか?彼の写真には、頻繁に「ブロンディ」という、雌のシェパードが写っています。 ヒトラーの愛人で、共に自殺する1日前に結婚した「エヴァ・ブラウン」は、ヒトラーのブロンディに対する溺愛ぶりに嫉妬…