ペットの売買がない日本へ 澤木のブログ

ペットを取り巻く環境の問題を、辛辣に取り上げて参ります。

2018-09-01から1ヶ月間の記事一覧

ペットを売らないペットショップ打合せ①

今日は、ペットを売らないペットショップに転換する為の、打ち合わせ第1回目でした。 ①商材の入替 基本的にパピー用の商品は、ほぼ売れなくなるので、その辺りは大幅に変えていく方針が必要です。また、保護犬を考えて来てくださる方の中で、結局譲渡する事…

ペットを売らないペットショップが新しくできます。

私がお手伝いする事になった中規模ペットショップが、年内を目処に「生体販売」を辞め、「里親探し」をスタートさせます。場所は岡山県岡山市。 今度は、私の創ってきたペットショップの在り方を、私では無いペット業界の経営者に理解頂き、納得頂いたという…

遺伝性疾患。犬猫の異常な繁殖環境による弊害

「猫ブーム」とか、くだらない煽りも手伝って、最近は猫もペットショップで迎える件数が多くなってきました。ただ、犬を迎える方法としての、「ペットショップで購入」の割合と比べると、まだまだ野良を拾ったり、人から譲ってもらったりの割合は高いかも知…

「信者」になってはダメ

最近では「オールドメディア」と呼ばれたりする、テレビや新聞を始めとする既存メディアは信頼度をどんどん落としています。視聴率は大きく下落し、発行部数も右肩下がりを止められません。ネットが無い時代、彼らの思い通りに国民は操られました。それこそ…

甘みは業界、苦味は他人任せ

日本に保護犬や保護猫が居なくならない限り、そこに関わる保護譲渡活動は必要です。いまは大きな問題になっていませんが、一部ではボランティアや愛護団体の疲弊という話題も浮上しつつあります。 そもそも保護犬や保護猫の源泉たる、生体販売業界や無責任な…

譲渡会は「お見合い」である

日本では、ペットショップで仔犬を「買う」事が当たり前になって久しいです。その為、ペットショップが保護犬譲渡をすると、「お客様」感覚で来店される方がいます。 勘違いしないで頂きたい!譲渡は「お見合い」なんです! ここに傑作のポスターがあります…

好きな俳優と犬猫たち②

ぬるい記事第2弾、私の好きな俳優と犬猫たちです。 ロバート・ダウニーjr。代表作は「アイアンマン」や「シャーロックホームズ」で、特にアイアンマン=トニー・スタークを演じた彼は、有能なのにドラッグ問題がある俳優から、世界一のヒーローに転身します…

スペインで「断尾」が禁止される時日本では

「やっぱり日本って、動物については遅れてる」と思わされるニュースがありました。 https://doubutsuoukoku.jp/%e6%9c%80%e6%96%b0%e3%83%8b%e3%83%a5%e3%83%bc%e3%82%b9/supein-danbi-ihou/ スペインで「断尾」が禁止されるそうです。 私は日本が大好きで…

「不幸な犬猫ゼロ」の為の整理をしてみた④行政

「不幸な犬猫ゼロ」の為に、それぞれの段階や対象に対して何ができるか?④行政です。 保健所や愛護センターといった行政は、法律に従ってその範疇で仕事をするしかありません。その意味では、私たちの与えられる影響が、比較的少ない分野かも知れません。 公…

こんなにあった「犬猫の十戒」

皆さんご存知、「犬の十戒」。これは、何度読んでも、彼らとの時間を大切にして、最後の瞬間まで見守ってあげたいと思うような、心動かされるものです。 そして、保護活動などをされている方にとっては、さらに心揺さぶられる「捨て犬の十戒」というものがあ…

ぬる〜い記事 好きな俳優と犬猫達

たまにはぬる〜い記事も、という事で私が好きな俳優と犬猫のショットを集めてみました。 まずは、ダニエル・クレイグ。彼は何と言っても「6代目ジェームズ・ボンド」のイメージが強烈。ロンドンオリンピックの開会式では、ジェームズ・ボンドとなって、エリ…

「不幸な犬猫ゼロ」の為の整理をしてみた③消費者

「不幸な犬猫ゼロ」の為に、それぞれの段階や対象に対して何ができるか?③消費者です。 もしかすると、私達がアプローチできるという意味では、最も重要なポジションに位置する対象かも知れません。 画像は私の勝手なイメージですが、いつも連れてる犬が変わ…

「しっぽの声」1・2巻

皆さんは、小学館から発売されている、ビッグコミックスの「しっぽの声」をご存知でしょうか? 1巻では、素人ブリーダーによる多頭飼育崩壊を中心にした、動物達の悲劇を取り上げています。「餓死」「共食い」「錯乱による自分食い」「狂犬病」「殺処分現場…

「不幸な犬猫ゼロ」の為の整理をしてみた②その他のペット業界

「不幸な犬猫ゼロ」の為に、それぞれの段階や対象に対して何ができるか?②その他のペット業界です。 ここは最も判断が難しいところかも知れません。というのも、保護犬や保護猫への取り組み自体が、まだまだマイノリティだという事もあり、メーカーなどは積…

「不幸な犬猫ゼロ」の為の整理をしてみた①生体販売業界

「不幸な犬猫ゼロ」に向けて、 ①生体販売業界 ②その他のペット業界 ③消費者 ④行政 ⑤ボランティア といった当事者達がいます。私達が強く想う箇所は、それなりにバラバラで纏まりはありません。ある人は仔犬工場が問題だと考えるし、ある人は消費者が問題だと…

日本でもハンディっコ達は明るく生きている

保健所などから、ハンディを持つコ達を引き取った方々が投稿してくれた写真です。目や脚が無くたって、こんなに元気で幸せな生活を送り、その姿は私たちにも勇気と幸福感を与えてくれます。 環境省が「殺処分には含めない」と決めた命の中に、「譲渡に適さな…